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南方郵便機の開店指導

<2021年 冬 開店指導のご案内>


開店指導で開店したお店の焙煎機
▲開店指導で開店したお店の焙煎機

コロナは急激に少なくなって来ました。第六波がどうなるのかまだ分かりませんが、外国では既に多くの国で感染が再拡大しています。日本がこのまま終息に向かえる事になれば素晴らしい事ですが、現在は、終息の理由も分からず、こうでは無いかという発言だけが目立っています。

2021年、そうした中で<LIFE SHIFT 2>100年時代の行動戦略という本が販売になりました。織田信長の時代は、<人生僅か50年夢幻の如くなり、>でした。今は日本人の平均寿命は86歳とも、それ以上とも言われています。平均寿命が100歳を超えるのは10数年後には確実な話の様にも思えます。

人生50年の時代と、人生100年の時代が同じ考え方、生き方で乗り越えて行けるとは私には思えません。例えば仕事だけを取ってみても、この本の中では人生の中に幾つかの仕事を持つのが良いのだと書かれている様に思えます。副業の勧めでは無いのですから、人生全体の中での話です。勿論、同時に幾つかの仕事を行うのも良いのでは無いかと思います。

企業の定年は現在65歳です。しかし、それが伸びても多分70歳位まででは無いでしょうか。そこから30年遊んで暮らしていける程、日本の年金制度が安定している訳ではありません。もし、お金があっても、現在でもやる事の無い人は沢山存在します。朝起きてやる事の無い生活程つまらない物はありません。寿命が延びた事を恨む人も増えて来るのでは無いかと思います。寿命が延びて本当に良かったと思える人は、そう多くはないのでは無いかと思います。

そうした事に立ち向かえるただ一つの方法は、自分の確かな仕事を持つことです。ただ、それは、その時になって急にそう考えても間に合う訳ではありません。ある程度の年齢の時から、考え方自体を大きく変化させておくことが必要になって来ます。

いろいろな本を読んだ方が勿論良いですし、色々な所へ出掛け話を聞いて見る事も必要になって来るに違いありません。当店のカフェ講座もそうした事の一環で捉えて頂ければ良いのだと思っています。何もない所に急に良い考えなど浮かぶはずがありません。そうした所に急に上手い話など来れば、それこそ危ないと思った方が良いと思います。

かつて、フランスの詩人はこう言いました。

『年を取る、それはおのが青春を、おのが歳月の中で組織する事だ。』

流石はフランス革命の国の人の言葉です。言葉が生きています。年を取る事が、ただ単に辛い事などでは無く、実力も知識も無く出来なかった事が出来る様になる事なのだという風に年を重ねて行けたらどんなに素敵な事かわかりません。映画<ブエナビスタソシアルクラブ>の回想シーンでもライクーガがこう言います。『一度目の時、僕たちはキューバの素晴らしい歌手達を見つけても何も出来なかった。』そして、年が経過し、2度目にキューバに訪れた時、あの傑作<ブエナビスタソシアルクラブ>が作られるのです。


開店指導で開店したお店の店内
▲開店指導で開店したお店の店内


■1:開店指導の現在

南方郵便機の開店指導はこのコロナ下でお休みしている訳ではありません。去年も4軒が開店し、今年も現在2軒の店が開店しています。その他、現在焙煎を習いに来ている方は7人おられます。この7人の方達も時期の早い遅いはあれ遠からず開店して行くものと思われます。

現在開店指導により豆屋の開店は、30年間で35店舗以上になると思いますが、私としては一度も南方郵便機グループの様な物を作ろうとした事はありません。自営業者なのだから誰だって自分のお店が出来た後は、自分の好きな様に営業してみたいと思うのは当たり前だと思うからです。

ただ、始めて豆屋をやりたいと思った人が、独学で豆屋を始めるのは大変な事の様に思います。カフェと違い豆屋はそんなに一般的な仕事ではありません。まず、焙煎ついての事が全く分からないのでは無いかと思います。

生豆は何処から仕入れるのか、焙煎機はどんなものが良いのか、そして、どこから買ったら良いのか、店はどんな所にどんな店を出せば良いのか、立地はどうやって探すのか、そして一番大切な焙煎技術はどうやって身に付けるのか、お金はいくら位掛かるのか、又毎月いくら位売れるのか、資金の借入はどこでどんな風にやれば良いのか、分からない事だらけだと思います。そうした疑問にお答えしながらお客様の開店のお手伝して行くのが南方郵便機の開店指導です。

■2:現実的な開店までの道筋

焙煎は基本的に週一回店へ習いに来て頂きます。(水曜・土様・日曜)焙煎出来る日はその3日となります。マンツーマンで店の富士ローヤル5K釜で一回4釜焙煎して頂くという形になっています。それが一日3コマあります。大体の方は3ヶ月位で一人で焙煎出来る様になります。

一人で焙煎出来る様になると、誰でも店を作りたくなります。大抵の方はその辺りから店舗物件を探し始めます。店舗が見つかれば私が観に行って、そこで豆屋という仕事が出来るかどうかという判断をします。大丈夫という事になれば、大家さんと店舗の賃貸契約をし、焙煎機を業者に発注し、内外装に進みます。借入金の必要な方はその辺りの何処かで借入金の申請をし、実行してもらう事になります。(店舗が決まるまでは借入金の申請は出来ません。)基本的には公的融資を使います。

内外装が終わり、焙煎機が入ったら私がその店に伺い一緒に焙煎マニュアルを作ります。焙煎機は消煙機の有る無し、煙突の形状・煙突の長さ等により、同じ形の焙煎機でもマニュアルは変化してきます。


生豆の様子

そのマニュアルのままでも、勿論充分美味しい豆が焙煎出来ますが、自分なりに更にそのマニュアルを進化させて、更に美味しい焙煎方法を見つけて行くのが豆屋の仕事です。店の内外装・販売方法などについても詳しく教えています。

又、カフェ講座以外でも、いつでもお会いしてお話しをさせて頂いております。遠慮なくお電話下さい。

■連絡先

Eメールtempo@nanpouyuubinki.com
高橋携帯 090-1853-5226



■開店指導の概要

開店指導料

55万円(税込み)
開店指導契約時に一括払い。

焙煎の習い方

水曜日・土曜日・日曜日に教えています。一回2時間前後。
(一日3コマ。午前1コマ・午後2コマ)
全てマンツーマンで教えます。ご夫婦等で来られても構いません。

<南方郵便機・府中店に通える方>

府中店府中店で週一回、4釜を焙煎します。豆代は掛かりません。焙煎した豆を40gずつ4種類持って帰って頂き、翌週までに味見をして貰います。

<遠方の方>

一度か二度、府中店に来て頂き、店の雰囲気と、焙煎の様子を見て頂きます。
後は、店が出来て、焙煎機が入った後、一週間位私がマンツーマンで全てを教えます。
(この場合・運賃・ホテル代等が掛かります。出張手当等は掛かりません。)

期間

開店後3年間はいろいろな問題にお答えしています。又、焙煎を習得する期間に制限はありません。長い方では4年いた方もおられます。(普通は3か月あれば覚えらえます。)

南方郵便機 開店指導
▲府中店の焙煎機。5K直火。30年以上使っています。

なお、開店指導の更に詳しい内容をお知りになりたい方はこちらの質問フォームをご利用ください。お問合せタイトルに「開店指導に関する問合せ」とご記入ください。

又、豆を焙煎しないカフェ・喫茶店等につきましては豆を取って頂くお客様としてあらゆるご相談に無料で対応させて頂いております。どんなご相談でもお寄せ下さい。お問い合わせはこちらの質問フォームから。

南方郵便機 開店指導に関する質問

開店指導の受講者の方から頂いたご感想

お客様の声 私は以前はコーヒーとはまったく関係のない仕事をしていましたが、コーヒーが好きでそれを仕事にしたいという気持ちの中、偶然、南方郵便機さんを知りました。毎日高橋さんのブログを見てはコーヒーの豆屋というスモールビジネスの魅力と開店指導というものに強い興味を持ち、高橋さんにご連絡して、直接お会いする事になり府中店・吉祥寺店・また南方郵便機さんで開店指導を受けられた豆屋を見学させてもらいました。

開店指導を受ける事になってからは、自分で探しだした物件の候補を現地まで来て頂き実際に一緒に見て立地の良し悪しなどの判断・助言を頂けとても心強く参考になりました。

また高橋さんとは連絡を密にとり、実際に店を作っていくうえでの順序や疑問を頻繁に相談する事でスタート地点で足踏みせずにスムーズに進められたと思います。

私は住まいが北海道なのでなかなか東京まで通い焙煎を習うというのは難しい状態でしたが、自分の店に焙煎機が納入されてから、高橋さんが来て自分の焙煎機を使って数日間に渡って直接指導を受けられた事でしっかりその技術を学べました。また実際に焙煎の指導を受けながら、焼きあがった豆を何度も試飲しては調整を重ね作られていくマニュアルはとても貴重で納得できるものとなりました。

開店してからも焙煎の事、日々の業務や集客の相談が出来、非常に勉強になっています。また仕事上は勿論ですが高橋さんの人柄にも精神的に支えられております。
【北海道A様】

お客様の声 お店を持つということを今までは頭で考えているだけでしたが、開店指導を受けて実際に焙煎機に触れ、話を聞き、少しずつ前進しているように感じ、日々充実しています。
【府中市O様】

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